用語集
仮定形かていけい
「如・若・苟・縦・雖」等で「もし〜ならば」「たとえ〜でも」と仮定の条件を表す構文。
仮定形は、「もし〜ならば」「たとえ〜でも」と、仮の条件を立てて述べる構文です。順当な仮定と、逆接の仮定(譲歩)に分かれます。
| 字 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 如・若 | もシ〜ば | もし〜ならば |
| 苟 | いやしクモ〜ば | かりにも〜ならば |
| 縦 | たとヒ〜トモ | たとえ〜だとしても |
| 雖 | 〜トいへどモ | 〜だけれども/〜としても |
たとえば「如有用我者」は「如し我を用ふる者有らば(もし私を用いる者がいたら)」という順当な仮定、「縦江東父兄憐而王我」は「縦ひ江東の父兄憐れみて我を王とすとも(たとえ故郷の人々が私を王にしてくれても)」という逆接の仮定(譲歩)です。「雖」は「〜といへども」と読み、逆接の仮定・確定の両方に使われます。
試験では 「如・若・苟」(順接の仮定)と「縦・雖」(逆接・譲歩)の読み分けが要点。「もし〜ば」と「たとえ〜とも」を訳し分けられるかが問われる。