用語集
詠嘆形えいたんけい
感動・嘆きを表す構文。「なんと〜だなあ」と訳す。文末の「哉・乎・与」や「不亦〜乎」「豈不〜哉」の形をとる。
詠嘆形は、感動や嘆きの気持ちを表す構文です。「なんと〜だなあ」「ああ〜よ」と訳します。形は疑問形・反語形とよく似ており、文脈で見分けます。
| 形 | 読み | 訳 |
|---|---|---|
| 〜哉(かな) | 〜かな | なんと〜だなあ |
| 不亦〜乎 | また〜ずや | なんと〜ではないか |
| 豈不〜哉 | あに〜ずや | なんと〜ではないか |
| 嗚呼〜 | ああ〜 | ああ、〜だなあ |
たとえば『論語』の「賢なるかな回や」は「なんと賢いことよ、顔回は」という詠嘆です。また「不亦説乎(亦た説ばしからずや)」は形は反語ですが、「なんと喜ばしいことではないか」と強く感動を述べる詠嘆的な用法です。
試験では 文末の「哉(かな)」や「不亦〜乎」を見たら詠嘆を疑う。疑問・反語と形が同じなので、文脈が「問い」でも「否定の主張」でもなく「感動」であれば詠嘆、と判断する。