用語集
提喩ていゆ
部分で全体を、 全体で部分を言い表す比喩。 「花見」 の 「花」 が桜を指すように、 上位・下位の関係でずらして指す。
部分で全体を、 全体で部分を言い表す比喩。 「花見」 の 「花」 が桜を指すように、 上位・下位の関係でずらして指す。
提喩(ていゆ、synecdoche)とは、部分で全体を、または全体で部分を言い表す比喩のことです。換喩と似ますが、提喩は上位・下位(広い・狭い)の関係でずらす点が特徴です。
| 言い表し方 | 例 | 本当に指すもの |
|---|---|---|
| 上位語で下位を指す | 「花見に行く」の「花」 | (広い「花」で)桜 |
| 部分で全体を指す | 「白い帆が港に集まる」 | 帆を張った船 |
| 全体で部分を指す | 「日本が勝った」 | 日本の代表チーム |
「花見」の「花」が桜だけを指すのは、広い意味の語で特定のものを指す提喩です。換喩が「関係の深いもの」でずらすのに対し、提喩は「広い・狭い」の関係でずらします。
試験では 換喩との区別が問われます。「全体と部分・広いと狭いの関係(提喩)」か「隣り合う関係(換喩)」かを見分けると確実です。どちらも暗喩・直喩とは別の比喩だと押さえましょう。