用語集
資本主義しほんしゅぎ
生産手段を私有する資本家が、 賃労働者を雇い利潤を追求する経済体制。 近代社会の中心制度。
国語
資本主義(capitalism)とは、生産手段(工場・機械・土地)を私有する資本家が、賃労働者を雇って商品を生産し、利潤を追求する経済体制のことです。産業革命以降、世界の支配的な体制となりました。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 生産手段の私有 | 工場や機械を資本家が所有する |
| 賃労働 | 労働者は労働力を売って賃金を得る |
| 利潤の追求 | 利益の最大化が活動の原動力になる |
| 市場 | 何をいくつ作るかは市場が決める |
マルクスは『資本論』で、この体制が生む構造的な矛盾——疎外・搾取・恐慌——を分析しました。たとえば効率を追ううちに労働が苦役になる(疎外)といった問題です。
ポイント 現代評論では「消費社会資本主義」「金融資本主義」などの派生語が頻出します。資本主義を豊かさの源泉とみる論と、格差や疎外を生むものとして批判する論の両方を押さえましょう。