用語集
感性かんせい
感覚を通して物事を受けとる力。 美の鑑賞・直感・共感に働く。 筋道立てて判断する理性と対をなす評論の頻出概念。
感性(sensibility)とは、感覚を通して物事を受けとる力のことです。美の鑑賞・直感・共感などに働き、筋道立てて判断する理性と対をなします。
| 観点 | 感性 |
|---|---|
| 意味 | 感覚・感情で物事を受けとる力 |
| 働く場面 | 美の鑑賞・直感・共感 |
| 近代での評価 | 理性より一段下に置かれがち |
近代以降の西洋では、感性は理性より劣るものと見なされがちでした。しかし評論では、この序列を問い直し「理性が取りこぼすものを感性がとらえる」「両者は対立せず補い合う」とする論も多くあります。
注意 「理性=優れている、感性=劣る」と単純に決めつけないこと。評論はしばしば理性偏重を批判し、感性や身体の働きの価値を回復しようとします。どちらに重きを置く論かを見分けましょう。