用語集
叙景じょけい
風景・情景を描写すること。 文学では心情を間接的に映す手法としても用いられる。
国語
叙景(description of scenery)とは、風景・情景を描写することです。文学作品では単に景色を描くだけでなく、登場人物の心情を間接的に映す手法として用いられます。
| 叙景の表現 | 重ねられる心情 |
|---|---|
| 空は鉛色だった | 沈んだ気持ち・憂鬱 |
| 新緑が輝いていた | 希望・晴れやかさ |
| 木枯らしが吹き荒れた | 不安・孤独 |
このように景色が登場人物の気持ちを映す技法を「情景と心情の照応」といいます。たとえば別れの場面で雨が降り出せば、その雨は単なる天気ではなく、人物の悲しみを暗示している可能性が高いのです。
試験では 「この情景描写は何を表しているか」が問われます。明るい景色か暗い景色かを手がかりに、そこに重ねられた心情を読み取る練習をしましょう。