用語集
因果と相関いんがとそうかん
二つの事柄が同時に動く (相関) ことと、 一方が他方を引き起こす (因果) ことは異なる。 評論吟味の頻出視点。
国語
相関(correlation)と因果(causation)の混同は、論証の妥当性を吟味するうえで最も重要な視点の一つです。
| 相関 | 因果 | |
|---|---|---|
| 意味 | 二つの事柄が同時に変化する関係 | 一方が他方を引き起こす関係 |
| 言えること | 一緒に動いている | Aが原因でBが起きる |
| 注意点 | 因果があるとは限らない | 偶然や第三の要因を排除する必要 |
有名な例が「アイスの売上が伸びると水難事故が増える」というものです。両者には相関がありますが、アイスが事故を引き起こすわけではありません。気温という第三の要因(交絡因子)が、アイスの売上も水遊びの機会も同時に増やしているだけです。
試験では 評論や資料問題で「相関を因果と取り違えていないか」を問う場面があります。「同時に動いている」ことと「原因と結果である」ことを区別し、隠れた第三の要因を疑う姿勢が批判的思考の要です。