用語集
表象ひょうしょう
あるものを、 言葉・イメージ・記号によって思い浮かべ・描き出すこと、 またその描き出されたもの。 現実そのものではなく「再現されたもの」である点が評論で問題化される。
あるものを、 言葉・イメージ・記号によって思い浮かべ・描き出すこと、 またその描き出されたもの。 現実そのものではなく「再現されたもの」である点が評論で問題化される。
表象(ひょうしょう、representation)とは、あるものを言葉・イメージ・記号によって思い浮かべること、またそうして描き出されたものを指す評論キーワードです。重要なのは、表象は現実そのものではなく、何かを介して「再現されたもの」だという点です。
| 観点 | 説明 |
|---|---|
| 媒介性 | 言葉・絵・写真など、必ず何かを通して描き出される |
| 構成性 | ありのままではなく、ある見方に沿って切り取られている |
| 問題化 | 「誰が・どう描いたか」が現実の理解そのものを左右する |
たとえば「外国の人々」がメディアでどう描かれるかは、その集団のステレオタイプを作り出します。表象は中立な写し取りではなく、特定の見方を反映する点が記号論・言説論で問題にされます。
試験では 「現実」と「その表象(描かれ方)」を区別する論旨で登場します。描き方そのものが現実の見え方を作る、という主張を記号論・イデオロギーと結びつけて読み取りましょう。