用語集
フェーン現象ふぇーんげんしょう
山を越えた風が風下側で高温・乾燥して吹き下り、 気温が上がる現象。
理科
フェーン現象とは、湿った空気が山を越えるとき、風下側でかわいた高温の風となって吹き下り、気温が急上昇する現象です。空気が上昇・下降するときの温度変化の割合(気温減率)の差によって起こります。
| 段階 | 空気の動き | 気温の変化の割合 |
|---|---|---|
| 風上の斜面 | 上昇し、途中で雲ができ雨を降らせる | 雲ができると下がり方がゆるやか(湿潤断熱) |
| 風下の斜面 | 雨を降らせ乾いた空気が下降する | 下がり方より上がり方が急(乾燥断熱) |
風上側で水蒸気を雨として落とすため、同じ高さでも風下側のほうが気温が高くなります。日本では、夏に山を越えた風で日本海側が高温になることがあります。
試験では 「風上で雨を降らせ→風下で高温乾燥」という仕組みと、乾燥断熱(約 1 ℃/100 m)と湿潤断熱(約 0.5 ℃/100 m)の気温減率の差から温度を計算させる問題が頻出です。