用語集
部分否定ぶぶんひてい
「不必〜」「不常〜」など、副詞を否定の下に置いて「いつも〜とは限らない」と部分的に否定する構文。
国語
部分否定は、否定詞の下に「必・常・甚・倶」等の副詞を置くことで、「いつも〜とは限らない」と部分的に否定する構文です。語順が逆になると全否定になるため、否定詞と副詞の位置関係がカギになります。
| 語順 | 種類 | 書き下し | 訳 |
|---|---|---|---|
| 不+必 | 部分否定 | 必ずしも〜ず | 必ずしも〜とは限らない |
| 不+常 | 部分否定 | 常には〜ず | いつも〜とは限らない |
| 必+不 | 全否定 | 必ず〜ず | 必ず〜しない |
| 常+不 | 全否定 | 常に〜ず | いつも〜しない |
たとえば「不必然」は「必ずしも然らず(必ずしもそうとは限らない)」、逆の「必不然」は「必ず然らず(必ずそうではない)」となります。同じ字でも並ぶ順序で意味が反転する重要構文です。
試験では 「否定詞が上=部分否定/副詞が上=全否定」が鉄則。「不必」と「必不」を取り違えると訳が正反対になるので、語順を最優先で確認する。