用語集
自然/文化しぜんぶんか
代表的な二項対立の一つ。 人手の加わらないもの (自然) と、 人間が作り出したもの (文化) の対比。
国語
自然(nature)と文化(culture)は、人手の加わらないものと人間が作り出したものを対置する基本的な二項対立です。
| 自然 | 文化 | |
|---|---|---|
| 意味 | 人手の加わらない、生まれつきのもの | 人間が作り出したもの・習慣 |
| 例 | 山・川・生物 | 言語・制度・芸術 |
| 議論の場 | 環境論(保護と開発の境界) | 文化人類学(民族ごとの多様性) |
たとえばジェンダー論では「男女の違いは自然(生まれつき)か、文化(社会の作りもの)か」が論点になります。「当然だ」と思っていたことが、実は文化的に作られたものだった——と気づかせる論が多いのが特徴です。
ポイント 「自然/文化」の境界そのものを問い直す評論も多くあります。「自然だから変えられない」とされていたものを「文化(後天的なもの)」として捉え直す視点に注目しましょう。