用語集
アイデンティティあいでんてぃてぃ
「自分は何者か」 という同一性の感覚。 心理学者エリクソンが広めた概念で、 評論で多用される。
国語
アイデンティティ(identity)とは、「自分は何者か」という同一性の感覚のことです。心理学者エリクソンが青年期の発達を論じる中心概念として広めた語で、現代の評論でも多用されます。
| レベル | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 個人 | 自我同一性。「自分は自分だ」という一貫した感覚 | 自分の性格・価値観・進路 |
| 集団 | 帰属する集団との結びつき | 民族・国民・共同体への所属意識 |
たとえば進路に迷う青年が「自分は本当は何をしたいのか」と問うのは、個人のアイデンティティを確かめる過程です。現代社会論では、価値観が多様化し帰属先が流動的になったことで**「アイデンティティの揺らぎ」**「複数のアイデンティティ」が論じられます。
ポイント 単なる「自己紹介」ではなく「自分を自分たらしめている連続性・帰属感」を指します。評論では近代的な自己の確立や、その揺らぎを論じる文脈で頻出します。