用語集
二項対立にこうたいりつ
A 対 B の 二 つ の 立場 を 並べ て 比べる 議論 の 構図。 評論 で 頻出。
国語
二項対立とは、Aに対しBという二つの立場を並べて比べる議論の構図です。評論で頻出する型で、表に整理すると論点がはっきりします。
たとえば「読書の速さ vs 深さ」を比べると、次のようになります。
| 立場A:速さ重視 | 立場B:深さ重視 | |
|---|---|---|
| 長所 | 多くの情報に触れられる | 一つを深く理解できる |
| 短所 | 理解が浅くなりがち | 時間がかかる |
二項対立を読むときは、筆者がどちらの側に立っているか、あるいはどこで両者をより高い立場でまとめ直そう(統合しよう)としているかを見ると、主張が取り出せます。注意点として、世の中の物事は本当はAかBかの二つに割り切れないことも多く、筆者がその単純化をあえて崩す場合もあります。
試験では 「対立する二つの考えを本文中の語で答えよ」「筆者はどちらの立場か」が問われる。AとBの長所・短所を表にして整理してから設問に当たると速い。