用語集
抽象と具体ちゅうしょうとぐたい
評論 は 抽象的 な 主張 と 具体的 な 例 を 交互 に 並べ て 進む。 「たとえば/つまり」 で 往復 する。
国語
抽象と具体とは、評論・説明文が進む二つのレベルです。抽象(主張・概念)と具体(例・データ)を交互に並べて、議論を分かりやすく進めます。
| レベル | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 抽象 | まとめた考え・概念 | 便利さは何かと引き換えに得られる |
| 具体 | 個々の例・事実 | 自動車は速さと引き換えに歩く力を奪う |
読むときのコツは、二つの言葉を使って往復することです。抽象的な主張を読んだら「たとえばどんなこと?」と具体例を探し、具体例を読んだら「つまりどういうこと?」と抽象的なまとめに戻ります。この往復ができると、筆者の論理が立体的に見えてきます。記述の答えは抽象(まとめ)で書き、説明として具体例を添えるとよくまとまります。
ポイント 「たとえば」の後は具体、「つまり・要するに」の後は抽象。この接続語を目印に、今読んでいるのがどちらのレベルかを意識すると論の運びが追いやすい。